ハイキング同好会2016年秋季活動レポート ハイキングTOPへ戻る
 ◆ 千葉県養老渓谷と中瀬歩きなど 晩秋の房総を堪能
 ◆ 実施日 : 2016年 12月 5日(月)
 ◆ コース :         開催案内はこちら
    東京駅(集合)〜東京湾アクアライン「海ホタル」で休憩
   〜養老渓谷入口瀧見苑〜粟又の滝〜万代の滝〜神野寺
   〜 バス移動 〜ドイツ村〜 「海ホタル」 
   〜首都高速道路〜東京駅(解散)
 ◆ 参加者 : 50音順、敬称略
    石田(伸)、伊藤(洋)、小幡(健)、
小幡(ふ)
    柴田(友)、田中(敏)、浜口(重)、
原(京)  全8名  


粟又の滝の前で集合写真


◆ 今回の出発にあたり、ハイキング同好会としては、初の乗合観光バス利用(クラブツーリズム)にて、多少の緊張感がありました。 だが、鍛冶橋の大駐車場に予定の8名が顔を合わせた時には、つい先ごろの何回かの体験を踏まえ、気分はほぐれてきました。   
また、出発後程なく一回目の休憩所が「海ホタル」とあっては、ここでもっと見学をしたい気分が盛り上がってきます。
天気もこの秋の様々な急変経験からすると、信じられない程の晴天・温暖な小春日和の、房総の典型的な晩秋の良き日です。
 右は粟又の滝、
集合写真もここで


◆ 途中で海鮮弁当の積み込みがあっての停車もありましたが、予定以上に順調な養老渓谷入口瀧見苑へ到着。予め渡されてあった地図により、崖の段を下り、「粟又の滝」をしばらく堪能。
滝壺の周りが意外と広いので、集合写真を撮ったり、と、遊んでいたが、フト見上げると、紅葉の真っ盛りの景観とキリッとした秋の空に感激。

ガイドの予告(11月の急冷で見ごろは過ぎた)がこのように間違うのは大歓迎とばかりに写真撮影共々、遊歩道を次の滝へ目指して歩く。
 見上げれば空色と紅色、
滑らないよう注意して歩く皆さん
 

 
 
 

 
万代の滝の近景(左) と         少し離れた所からの眺め(右)

◆ 途中、「どうしてこの川には魚がいないのか」とか、「昇竜の滝まで行ったら俺の脚で帰られるか」とか、勝手なつぶやきも聞こえたが、岩盤を流れる河原のせせらぎや見上げた紅葉の見事さに圧倒され、言葉は次第に少なになります。

次の滝は、「万代の滝」です。ここまで来ると、そろそろ谷底から両岸に向けた紅葉/黄葉もこの範囲では満腹になる。でもずっと眺めて居たい方もおり、万代の滝からさらに奥(昇竜の滝・小沢又の滝)へは戻りの時間心配もあり、ギブアップした。
 



 川面に被る紅葉          養老渓谷を満喫する皆さん        万歩計ならこの人

◆ 駐車場近くでは、いつも「ここまで今日は6,000歩だ」、と目安を発するT氏が、穏やかに紅葉風景を堪能できたか、崖下には往かなかったコメントをしていた。

この先の「神野寺」は聖徳太子の開基による日本の3寺のうちの1で東日本にはこれだけとのこと。飛鳥村の飛鳥寺や大阪の四天王寺と比べてどうかとは、よくは解らないが、紅葉/黄葉の彩と苔生した庭園のありようは素敵の一言だった。京の古寺では、苔の植生域と人の歩く道はしっかり峻別する垣があるのが普通だが、ここは、そのまま苔域に入っても問題無いらしく、とても気分が解れる。
 

堂内では、同好会仲間がお祈りか鈴にじゃれあいをしていたが、今以上になにか神仏にお願いしたいのかナ。…とは、筆者の理解不能な独り言。 


神野寺へ向かうバスの窓から


大樹のしめ縄


神野寺にて


神野寺にて

◆ 残るドイツ村への道は、高いところから(バスの窓から)の風光がそそる。筆を執ってはいないものの、俳句を一句ものにしようと、隣席の誰それに批判を乞うたりしていた人もいたし、途中の諏訪社向うの低山斜面すべてが真っ赤だったり、岡の上街道では、右低地域が赤い盆地風に映ったり、と、詠むよりも眼に焼き付けるのに忙しく、昨夜の睡眠不足の方もあり、次第にバス内は静かになっていく。

◆ ドイツ村に到着したときは、まだ明るく、イルミネーションが必要なのか疑問だったが、ドイツビールやソーセージを堪能したり、お土産物を見繕ったりしているうちに、アチラコチラで点灯が始まり、気付いた時には、全域 250万灯が美しく輝いている。歩きながら撮影していると、次第に欲が出て、気が付いた時には集合時間を過ごしかかっていた人も。

  ドイツ村イルミネーションの中で撮影 8名揃っています
  
  左から   柴田   小幡夫妻    田中   浜口   石田    伊藤    原 
 (敬称略)
   撮影: 伊藤、原

往復の立ち寄り場所

◆ 予想以上の景観堪能をして、帰りにはまた海ホタルで休憩しつつ、夜の首都高速の走りとともに解散地へ。予定どおり東京駅にて解散。
一日お疲れ様でした。
     世話人 伊藤洋之(記)


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  2016年 12月  編集:須田