ハイキング同好会2017年春季活動レポート トップページへ戻る

 ◆ 実施日 : 2017年 6月 6日(火)

 ◆ コース :     開催お知らせのHPはここ
   九品仏参道入口集合 ~ 浄真寺(境内庭園/上品上生〜下品下生の
   各殿/仏像拝観散策) 〜 玉川神社 〜 万願寺 〜
   等々力渓谷散策(不動の滝/日本庭園等) 〜 渓谷上段庭園広場
   〜 お弁当昼食会・休憩 〜 野毛大塚古墳 〜
   五島美術館(日本画観賞/庭園散策) 〜 上野毛駅にて解散

 ◆ 参加者 : 50音順、敬称略  *
印は 世話人
    
袰川、大島、木田金城城戸
    齋藤
、佐久間柴原、須田、橋本
    宮崎
新間、和智*石田、*伊藤 15
 
 

九品仏 参道入口前に集合


 



◆ 集合場所の九品仏駅は都会の電車停留所のなかでは、大変分かり易く集合場所を当日変更したにも関わらず、一人の間違いもなく時間には九品仏参道入り口石柱横に集合できました。残念なことは、昨年実業団野球大会で初優勝した我ヤマハ野球部が一昨日の都市対抗地区予選で敗退が決定したこと。世話人からのニュースに話がでた時には ナーンダ!との残念な声と共に「いいから今日はあるこうョ」の元気な掛け声があり出発となりました。

 参道は、数百メートル程度ながらなかなか趣きもあり、ほんのすこし歩く内、大寺院独特な清涼感に包まれ始めました。さらに大門(これは鐘楼と共に国宝)をくぐると、寺内の各寺院を包むように、新緑が茂りはじめを見せてくれている。都内で有数な紅葉の見せ場であるというのを想像できる。秋にもう一度来ようとの声も何人から出ていました。

 浄真寺本堂に向かい建つ3つの阿弥陀堂で、通称「九品仏」と呼ばれる阿弥陀如来像にお参りした。9体の阿弥陀像のうち 1体は保存修理中とのことであったが、同じ徳川の庇護にあった増上寺と異なり、菩提寺でないためか穏かな気分に満たされた。
  

 
玉川神社の鳥居         万願寺の山門
◆ 本堂の横道を通り、30分ほどハイキングらしい歩みにて、一気に目黒通りを横切る。木々の生い茂る玉川神社はこの階段の上だ。少しだけ歩みの遅れかかったAさんが80歳をでているとの話に、改めて感心する。へたに励ましたら叱らせるかもしれない。

  続いてほぼ隣の万願寺は砂利のしきつめられた境内が中心故、都会の現代人を気取っていた世話役に少々安心感を与えた。
 
 


 
◆ それぞれにお参りや喜捨をくりかえしつつ、等々力駅に向かう。大井町線を横切りゴルフ橋下へと等々力渓谷入口に歩を進める。本日は入梅4日目とのニュースがあったが、薄日ながら日焼けするほどでもなく、曇天が終日続き気温とともにこのへんでヨシと、世話役の天気予報自慢がでる。下流に向かい左山上(に見える)の等々力不動はスキップしたものの、一筋の不動の滝や都心の渓流は、それなりに堪能した。



 







◆ この後、渓谷下の公園〜日本庭園に登り、昼食タイムだ。予めそれぞれの昼食準備に従ってベンチや芝生にて御握りやすしなどを堪能する。このあと、近況報告や各1分程度のスピーチを、と進行役に従い始まった。 が、同好会メンバーが大幅に入れ替わったこともあり、人により、新たな自己紹介も交え 10分程度話す方もあったが、結果大いに親しみが増すこととなりよかった。ここでの集合写真は、久しぶり和智さんによる、低位置特別三脚からの写真。*本ページの末尾に掲載


 
野毛大塚古墳へ登り        前方のホタテの丁番を眺める



◆ 野毛大塚古墳は、帆立貝型古墳との事。前方後円墳しか存知なかった身としてはいささかびっくりだが、頂上に描かれた石棺の図や発掘された装飾品図等から次第に目が釘付けになる。偶々世話人の IS氏が、趣味ながらこの方面の専門であり、説明が時間/地域共に約1600年昔/九州韓国/東北まで遡り/広がり、面白がっての質問も増え、次の時間をかなり喰った、と心配した向きも。

◆ 多摩川に向かう国分寺崖線の土手中段(といっても昔の高級住宅街段差)を流れる丸子川沿いをしばらく上る。途中高さ 30mを超すケヤキ等大木の繁る公園、上野毛自然公園に上り横切る。旧住宅街に入ると、東急グループ創始者の家に並んで、五島美術館である。目下の展示は、明治から昭和にかけての近代日本を代表する作品約 40点だが、このほか関連の文具や近代書籍の展示などを堪能させてくれた。 絵画は橋本雅邦・川端龍子・横山大観・橋本関雪・河合玉堂 等々、考えるだけで、もう一回でも見てみたい垂涎ものばかりだった。
 加えて、この美術館は日本庭園も良く手入れの行き届き多摩川の風に育てられたとの謂いの通りに、散策も楽しませてくれた。
           世話人 伊藤洋之(記) 




五島美術館見学後に庭園を散策しました

  
   
   中後列(左から)  木田、 宮崎、 橋本、 齋藤、 須田、 大島、 石田、 佐久間、 伊藤
   前列           
金城、 城戸、  和智、   新間、  袰川、  柴原  (撮影:和智さんリモコン操作)

ホタル袋
世田谷区の等々力渓谷は、23区内唯一の渓谷地と知り興味を持っていました。現地は緑に覆われ、水の流れも豊富なので、真夏でも涼しそうなところです。
お弁当持参の気軽な遠足気分で参加できた今回の企画はよかったと思います。五島美術館は残念ながら撮影禁止でしたので 公式サイトをご覧ください。
本格的な夏もこれから、一度ご家族や友人同士で訪れてみてはいかがでしょうか。
     2017年 6月  編集:須田
  カメラセット中の和智さん
                        撮影:伊藤、和智、須田   
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