ハイキング同好会2018年秋季活動レポート ハイキングTOPへ戻る

 ◆ 関東秩父の33札所のうち六ヶ寺巡り(埼玉県秩父市)
 ◆ 実施日 : 2018年 11月 15日(木)
 ◆ コース :        開催案内はこちら
   西武秩父駅 ⇒ 慈眼寺[札所13番] ⇒ 今宮坊[札所14番]
   ⇒ 少林寺[札所15番] ⇒ 秩父神社 ⇒ まつり会館 ⇒
   西光寺[札所16番](ここで昼食) ⇒ 童子堂[札所22番]
   ⇒ 音楽寺[札所23番] ⇒ 音楽寺バス停 <バス移動>
   ⇒ 西武秩父駅(解散)
 ◆ 参加者 : 50音順、敬称略  

   石田(伸)、伊藤(洋)、小幡(健)、小幡(ふ)金城(繁)
   柴田(友)、
柴原(一)、菅原(信)、須田(昭)、三国(龍)、
   森 (一)、 山田(亨)、和智(正)  全13名


集合場所の西武秩父駅の前で 
◆ 今回は、西武秩父駅に集合です。世話人ご推薦の交通手段を使って参加者の皆さんは定刻に全員集合しました。

◆ 春の秩父歩きが、雨にて中止となっていたため、まるで敵討ちの気分のような (といってもそのような経験も無いし解らないが) 紅葉の秩父とのイメージは強く、集合時間にはピタリ全員が揃った。こうしてみると都心からの特急は便利なものだワイワイガヤガヤと喋りながら参加者全員の記念撮影。
秩父行き特急と車窓からの山々 ⇒

◆ 最初の寺は、13番札所の慈眼寺へ。
この寺を参拝すると眼に良いとのこと。突き当りの山坊脇には、メノクスリノ木が紅葉の美しさ共々、老眼や年寄りのショボ眼を癒してくれる。また山門の館には秩父ならではの回転屋台の展示にて、さわって回し少し祭の季節の気分にひたれたかナ。

◆ 次の坊は、神社混載様子ながら、お釈迦さまの根松展示か、なんとなくヒンを味わった気分だった。アレ?! 急ぎ歩きでなにか飛ばしたかな。空の青さや銀杏の黄色、紅葉などの紅葉が、道々で兎目織りなされ、楽しませてくれて、札所の間がつながったままのような歩き方になっていたようだ。
    
◆ 鉄路を横切り階段を上った少林寺では、皆さん、拳法のあの少林寺のイメージが強く歩きながらの会話が進んだようだ。 ここの小さな庭(といっても都会では普通以上の面積)の立木のつつましやかな良さと、やや大ぶりな広い葉のイメージが混ざり合い、グリーンと黄色の重なりもいい、もんだ、と鑑賞していた方もいたようだ。さすが、トリャー・ハチャーをやるお年寄りはいなかったが。

 
13番 慈眼寺 ↑                    .
      

 
踏切を越えて少林寺へ↑                            .


◆ 秩父神社は、この地域のあらゆる糧の中心でもあり、また、心的な拠り所として存在している。何せ、県名は忘れたがこの辺りの一の宮だし、近年ここの夜祭が観光的に脚光を浴びて、ご同慶の至りではあるがさすがに参拝客が多過ぎるか。

◆ 今回の我チームからも一人迷子がでて、滅多にやってくれない館内放送もやってもらったが、案の定他の参拝者グループについて行ってしまったとのこと。
幸いご自身で次の16番札所へこられ、お年の割に、ここの行程を一人でこられたの
には少しびっくり。
でも、よかったよかった。この日の札所巡礼は、意外に見かける歩行客は少なく、世話人自身もあちこちと不安げに迷ってしまいそうであったから。

秩父神社の大鳥居↑

本殿の欄間には「お元気三猿」

本殿に供えられた酒樽

境内に秩父夜祭を告知するポスターも



23番 西光寺の境内で昼食後に記念撮影


16番の西光寺で全員揃い直して持参の弁当やおにぎりは美味しかったはず。何故なら程よい歩きに、空が途方もなく美しく、下の草木の季節通りのサンプルのように日本人で良かった、との美味しさが充足していたので。

 ここでは、四国の札所めぐりの仏像体数もそろい、ある方は、四国の巡礼は面倒だが、ここなら一晩で大丈夫、行けると、信心の考えを披露する方もいるらしい。(実は私だったりして)
1日三合30年飲める大樽と記されていた(クリック) 
大きな川を超え、下の河原や土手の風景に感動しつつ、これも聞けば因縁ありそうな、童子堂(札所22番)。入口山門は、昔の田舎の寺の様子ながら、中は、やや広い境内に修行場や集会場。よく資金/寄進があったものだ、との思いでした。昔からの藤の大木ともどもオープンなしつらえのわりにアンバランスに見えつつもなにか安心感をさそう風景にまたびっくりでした。 


緩やかな上り坂の秩父公園大橋から荒川を眺める

22番 永福寺(童子堂)の標識

童子堂から最終の音楽寺へ


 
 23番 音楽寺へは山登りか?         目的地までは思ったよりも長い坂道

◆  長い坂を登り、われわれヤマハ人には聞いただけで安心を誘う23番札所の「音楽寺」はもうすぐです。ここは本堂や宿坊等もさることながら、関東一円に鳴り響く鐘楼と鐘です。

思ったより鐘の姿形は小さいが、それそれどなたかが、撞いてみると、意外済んだ音がズット響いている様子に何人も鐘楼に入る挑戦をした。
しばらく、遊んだり歩き廻ったりの後帰途へ。場所は山の中の街道ゆえか、市の人寄席行政か、スポーツの練習場や試合場所。施設に立派な名前もついているが、団体バスよりも皆近くから、歩いたり走ってきた人が多い。
勿論我々は年齢のこともあり、路線バスに乗ったが、本数が少ない割に乗客数が少なくこれもビックリだった。 天気に釣られ、気分の良い歩きの一日でした。多少ともゆとりの方は、駅構内の「祭りの湯」との大温泉につかり、体をほぐし特急で東京に帰るのがいいかもしれない。
    世話人 伊藤洋之(記) 
  
 音楽寺のお参りの後は、ここからバスで戻ります      音楽寺の標識 ↑

下の画像をクリックすると
音楽寺の鐘の音を聴けます 15秒

寒さ対策をして参加したハイキングでしたが、秩父の山々は私たちを暖かく迎えてくれました。
音楽寺への上り坂では足腰ガクガク… 日頃の運動不足を痛感!
世話人の皆さん、参加された皆さん、お疲れ様でした。(す)
この日 最後の集合写真は 音楽寺にて 

  本ページ TOPへ   ハイキングのトップへ       撮影:伊藤、須田 2018年 12月 編集:須田